【フィリピン留学:治安】犯罪と防犯

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フィリピン留学中で、現地での犯罪や防犯に巻き込まれることなく安全に過ごすためには、まずは日本との違いから理解する必要があります。

日本では、一般人は銃の保持は認められていませんが、フィリピンでは、身を守るために、一般人でも正式に登録をすることで銃を保持することができます。また、正式に登録されていない銃も110万丁以上出回っているとされており、こういった登録されていない銃は足がつきにくいことから犯罪などに使われやすいと言われています。

次に、フィリピンではどのような犯罪が起きているのか見てみましょう。

・凶器を使った犯罪
・無差別よりはターゲットを絞った犯罪が多い
・フィリピン人とのトラブルが原因で起こったとされる犯罪
・グループによる犯罪
・恐喝や強盗など

犯罪の数は、全体を見ても日本よりもはるかに多く、日本人が何らかの犯罪に巻き込まれることも毎年あるようです。多くみられる犯罪としては、ショッピングモールやデパートなどで起こる窃盗、繁華街で小さな銃を持った子供たちに囲まれてバッグなどを奪われる犯罪があります。特に、フィリピンでは外国人はお金持ちだと思われているところもあるので、外国人だということだけで窃盗のターゲットにされやすいのです。また、オートバイによるひったくりもあるようです。

こういった窃盗から身を守るための防犯対策もまとめてみました。

・貴重品は持ち歩かない
・大金をバッグに入れず、その日必要な分だけのお金を持ち歩く
・貴重品を持ち歩かなくてはいけない場合には、分散して持ち歩く
・公共の交通機関での移動を避ける
・常に周りの人の動きに注意する
・手荷物は常に手元に置いておく
・人前でスマートフォンの使用や財布の使用を避ける

また、窃盗以外にも、凶悪事件に日本人が巻き込まれることもあるようです。その原因は明らかにはなっていませんが、フィリピン人と何らかのトラブルが原因で起きていると考えられています。こういった凶悪事件から身を守るための防犯対策も見てみましょう。

・フィリピン人との人間関係を良好に保つ
・言葉がわからなくても人任せにせず、責任を持った行動をとる
・フィリピン人はプライドが高いことから、過激な言葉を避ける
・高額なお金や貴重品をフィリピンに持ってこない
・事件に巻き込まれた時には身の安全が最優先。抵抗はせず、何があっても絶対にポケットなどに手を入れない。ポケットに手を入れると、銃を出すと思われ、反撃される可能性があります。

また、窃盗目的とした犯罪の中には、ドラッグを使った犯罪も寄せられています。フィリピン人が旅行者にフレンドリーに近づき、日本の話を聞きたいとか、現地を案内してくれるなど言葉巧みに案内し、何等かの方法で飲み物や食べ物に睡眠薬あんどを投入し、眠っている間に所持品を盗まれるというケースです。数日間行動を共にした後に犯罪に至ることもあるようなので、注意が必要です。

犯罪から身を守るためには、派手な服装を避けるのもひとつの方法です。また、毎日同じ行動パターンだと、狙いやすいターゲットとなってしまうことから、毎日の行動パターンに工夫を入れるとさらに安心でしょう。

フィリピンオートバイ

 

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