動詞の種類
英語の動詞は、種類ごとに整理して覚えると理解しやすくなります。特に大切なのは、目的語が必要かどうか、そして動きなのか状態なのかを見極めることです。
ここでは、代表的な動詞の種類を順番に紹介していきます。
自動詞・他動詞
まず、動詞は「自動詞」と「他動詞」に分けられます。
自動詞は目的語を必要としない動詞です。文はSVの形になります。
- The birds flew away.
(鳥たちは飛び去った)
一方、他動詞は目的語が必要で、SVOの形になります。
- She carried the bag upstairs.
(彼女はバッグを2階へ運んだ)
また、同じ動詞でも使い方で意味がやや変わるものもあります。「change」を例に見ていきましょう。
- The lights changed suddenly.
(信号が急に変わった) - He changed his plan.
(彼は予定を変更した)
このように、目的語があるかどうかを見ると区別しやすいです。
動作動詞・状態動詞
次に、動詞は意味の性質から「動作動詞」と「状態動詞」に分けられます。
動作動詞は、実際の動きや行動を表し、進行形にすることもできます。
- She is writing an email now.
(彼女は今メールを書いています)
一方、状態動詞は、気持ち・所有・知識など、続いている状態を表します。通常は進行形にしません。
- I believe your story.
(私はあなたの話を信じています)
こちらも使い方で意味がやや変わるものがあります。例として「have」を見てみましょう。
- We are having lunch at the café.
(私たちはカフェで昼食を食べています) - We have enough time.
(私たちには十分な時間があります)
前者は動作、後者は状態です。
再帰動詞
主語と目的語が同じ相手になるときは、再帰表現が使われます。
- She taught herself Spanish.
(彼女は独学でスペイン語を学んだ) - Please make yourself comfortable.
(どうぞ楽にしてください)
ただし、主語と目的語が異なる場合は再帰にはなりません。
- I brushed my dog carefully.
(私は犬を丁寧にブラッシングした)
この場合、動作の相手は犬なので再帰表現ではありません。
使役動詞
「~させる」「~してもらう」を表すのが使役動詞です。
代表的なものは have, make, let, get です。
- My coach made us practice again.
(コーチは私たちにもう一度練習させた) - My parents let me choose my own clothes.
(両親は私に自分で服を選ばせてくれた) - I got my brother to fix the shelf.
(兄に棚を直してもらった)
使う動詞によって、強制・許可・依頼などのニュアンスが変わります。
知覚動詞
五感で感じたことを表す動詞を 知覚動詞 といいます。
- I felt the ground shaking.
(地面が揺れているのを感じた) - We watched the children playing outside.
(私たちは子どもたちが外で遊んでいるのを見た)
「知覚動詞+目的語+現在分詞」の形で、見たこと・聞こえたことを自然に表せます。
句動詞
句動詞は、動詞と前置詞・副詞が組み合わさって1つの意味を作る表現です。
- Please put away your books.
(本を片づけてください) - She ran into an old friend.
(彼女は昔の友達に偶然会った) - We came up with a new idea.
(私たちは新しいアイデアを思いついた)
日常英会話では非常によく使われるため、セットで覚えるのがおすすめです。
このように、動詞は種類ごとに整理して学ぶことで、文の仕組みが見えやすくなります。意味だけで覚えるのではなく、「目的語が必要か」「状態を表しているか」まで意識すると、英語力がより伸びやすくなるでしょう。

















