の壁を乗り越えよう【1】

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前置詞<of>の意味は?

前置詞の of の使い方は、知れば知るほど奥が深く、どうしてそうなるの!?と思うことが多い前置詞です。

of の使い方は様々ありますが、なかでも多く使われており、理解しやすいのが日本語で言う「の」にあたる使い方です。

例えば ‘my friend’  「私の友達」を、of を使って表現すると ‘a friend of mine’ と言うことができます。

s を使った表現でも of を使った表現でも、同じような意味を表すことができますが、s の方が好ましい場合と、of の方が好ましい場合があります。どのようにして見分けることができるのか詳しくチェックしてみましょう。

<s>の方が好ましい場合

s の方が好ましい場合は、人や動物、日や時間、場所、集団、乗り物が挙げられます。

Katy’s brother ケイティーのお兄さん(または弟)
Today’s new word 今日の新しい言葉
Japan’s weather 日本の天候
GroupA’s report グループAのレポート
the train’s seat 電車の椅子

ただし、「私の友達」を表す場合には ‘my friend’ と ‘a friend of mine’ の、どちらもよく使われています。

<of>の方が好ましい場合

シチュエーションによっては、s よりも of の方が好ましい場合もあります。

of が多く使われるのは、無生物や修飾後を伴う場合、または新しい情報などが挙げられます。

The window of the house 家の窓
the name of the dog you had before あなたが以前飼っていた犬の名前
She is the daughter of my teacher 彼女は私の先生の娘さんです

こうして見てみると、どの例文にも日本語の「の」が含まれていることがわかります。

小さいまとまりを表す

of が使われるシチュエーションには、小さいまとまりを表しているものがあります。例えば、学校の先生の1人です、と言う時に One of the school teachers と言うことができます。

学校の先生は複数いて、学校という小さいまとまりの中であるため、ここではof が使われます。

所有を表す

of は所有を表す時にも使われます。

the legs of the table テーブルの脚
The handle of the door ドアの取っ手

of にはさらに細かいルールが数多くあります。次回の記事でさらに詳しく紹介していきます。

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