の壁を乗り越えよう【3】

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ややこしい<of>の使い方

of の使い方を見ていくと、シンプルなものもあれば、なんだこれは?と思うような複雑なものもあります。

今回は、少しややこしいofの使い方について、詳しく説明していきます。

be動詞+of

The school is of average level. 「この学校は平均的なレベルです」

このような、be動詞+of の文型は、会話では使われることがあまりなく、主に文章の中で見かけます。ここで使われる of は「性質」を表し、上記の例文を見てみると、この学校の性質が平均的なレベルであることを示します。

また、この文系と似たもので What became of (またはwhat of) があります。

これは「どうなったのか?」と言う意味です。例文を見てみましょう。

What became of ABC company is unknown. 「ABC社に何が起きたのかは知られていません。」

最上級におけるof

まずは例文をチェックしてみましょう。

ABC school is the highest level of the high school in this town.
「ABC学校は、この街で一番レベルが高い学校です。」

Of the 5 students, Katy is the most polite.
「5人の学生のうち、ケイティーがもっとも礼儀正しいです。」

この of の使い方は、TOEICでも出題されることが多いので、試験勉強をしている人は特に注意する必要があります。

意味の違いに注意

The picture of my sister’s.

The picture of my sister.

この2つのフレーズはとてもよく似ていますが、意味は微妙に違います。

最初に出てくるフレーズの意味は、sister’s(妹のもの)なので、「妹が持っている写真」を指します。
それに対して2つ目のフレーズは「妹の写真」、つまり「妹が映っている写真」を指します。

うっかり間違えてしまいがちですが、「所有」を表しているのか、「内容」を表しているのか、に注目しましょう。

まとめ

いかがでしたか。

このように見てみると、ofの使い方はかなり深く、あまり見聞きしない使い方もあるため、馴染みにくいと感じる人も多いでしょう。

複雑な使い方は、主に文書で使われることが多いですが、知っていることで、英文の読解力が高まり、ライティングスキルを磨くことができます。

ある程度の使い方を理解したら、実際に例文を作ってみると、自分のものにすることができます。

city

 

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