【文法】未来形と未来進行形の違いと使い分け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

英語には、進行形と呼ばれる文法が存在します。

進行形は「現在進行形」として、いま行っている動作について説明する際に使用されます。また、進行形には「未来進行形」というものもあります。

ちなみに「過去進行形」という進行形もあり、こちらは過去のある時点で何らかの動作を行っていたことを表現するために使用されます。

では、現在でも過去でもなく、未来のことなのに進行形を使う「未来進行形」とは、どのようなものなのでしょうか?

ここでは、未来進行形の基本的な使い方と他の未来形との違いについて説明していきます。

英語の時制は多岐にわたり、非常にややこしいものですが、この記事を読んで少しずつマスターしていきましょう。

未来進行形と未来形の違いについて

未来進行形は英文法で「〜しているだろう」という意味を表現します。ビジネス英会話や日常会話でもよく使用されますが、英訳をする際には、未来進行形と未来形の使い分けが明確でないと混乱してしまうことがあります。

未来進行形の例文を見てみましょう。

I will be cooking when you come home.

「あなたが帰宅するとき、私は料理をしているでしょう。」

未来進行形の基本的な文型は以下の通りです。

主語+will+be+動詞のing形

なぜ、「will」を使った単純な未来形で書くのは避けた方が良いのでしょうか? 以下はこの文章を簡単な未来形にした例です。

I will cook for you when you come home.

「あなたが帰ってきた時に料理をします。」

ニュアンスが少し違ってしまうのをお分かり頂けたでしょうか。

どちらも未来の出来事を表すものですが、日本語に訳すと意味がやや異なることが分かると思います。

例文

他にも例文をチェックしていきましょう。

【未来進行形】I will be driving when you call me. 「あなたが私に電話をかける時、私は運転しているでしょう。」
【未来形】I will drive when you call me. 「あなたが電話をかけたら、私は運転します。」

【未来進行形】I will be studying when you come over. 「あなたがうちに来る時、私は勉強しているでしょう。」
【未来形】I will study when you come over. 「あなたがうちに来たら、勉強します。」

まとめ

比較の例文を参考にすると、未来形と未来進行形では意味が異なることが分かると思います。迷った場合は、まず2つの例文を作成し、どちらが適切か判断すると良いでしょう。

grammer

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
       
PAGE TOP