
動詞の現在形について
動詞の現在形は、シンプルなようで混乱しやすい文法でもあります。ここでは、そんな動詞の現在形について分かりやすく解説していきます。
まずは、英語の現在形を「be動詞」と「一般動詞」に分けて考えてみましょう。
be動詞
be動詞は「~である」「~にいる・ある」を表し、主語の状態や存在を示します。主に第2文型(SVC)で使われます。
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He is in trouble.(彼は困っている。)
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His restaurant is near the station.(彼のレストランは駅の近くにある。)
be動詞は主語によって形が変わります。
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am(I)
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are(you, we, they)
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is(he, she, it)
否定文ではbe動詞の後にnotをつけます。
例)He is not a doctor.(彼は医者ではない。)
疑問文はbe動詞を主語の前に出します。
例)Is he a doctor?(彼は医者ですか?)
答えるときは、
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Yes, I am.
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No, I’m not.
このようにします。会話では、答えに続けて説明を加えることもよくあります。
一般動詞
一般動詞は、普段の行動や習慣を表します。
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Cats chase mice.(猫はネズミを追う。)
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I play soccer.(私はサッカーをする。)
頻度を示す語句と組み合わせることもできます。
例)I sometimes play tennis.(私は時々テニスをする。)
一般動詞は三人称単数(he, she, it)が主語の場合、動詞にsをつけます。
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eat → eats
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run → runs
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go → goes(語尾がo, s, x, ch, sh, zの場合はesをつける)
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study → studies(子音+yの場合はyをiに変えてesをつける)
haveはhasに変わります。
例)She has a computer.(彼女はパソコンを持っている。)
一般動詞の否定文・疑問文
否定文はdo not(don’t)を使い、動詞は原形です。
例)I don’t eat breakfast.(私は朝食を食べない。)
主語が三人称単数ならdoes not(doesn’t)を使います。
例)He doesn’t eat meat.(彼は肉を食べない。)
疑問文は「Do+主語+動詞の原形」で作り、三人称単数ならDoesを使います。
例)
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Do you eat breakfast?(あなたは朝食を食べますか?)
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Does Joe cook?(ジョーは料理をしますか?)