【英単語】eventuallyとfinallyの違い

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日本語もそうですが、英語にも同じような意味を持つ言葉が多数あります。”eventually”と”finally”も「最終的には」「やがて」「ついに」など、似たようなことを意味します。この2つの単語に、違いはあるのでしょうか?

似ているけれど微妙に違う”eventually”と”finally”

“eventually”と”finally”は似た意味を持ちますが、使い方が少しだけ異なります。おおまかに言えば、”eventually”は徐々に何かが進んでいき、結果にたどり着いた時に使う言葉。一方の”finally”は、「やっと」の意味合いが強く、努力などの結果によって、出来事が完了した場合に使われることがほとんどです。それぞれ例文を使ってみてみましょう。

“eventually”を使った例文

“eventually”を会話文でチェックしてみましょう。

“I have been having a cold for a week.” 「もう一週間も風邪をひいてるんですよ」

“I have a cold too, it’s not going worse but not better either.” 「私もです。悪化はしてないのですが、良くもならない状況です」

“Same for me, it’s not going worse, but you will get tired eventually.” 「(このタイプの風邪は)悪化はしないものの、そのうち疲れてしまうんですよね」

ここでは、なかなか治らない風邪について会話が進められています。ゆっくりと症状が続くタイプの風邪は、高熱が出るなどの厄介な症状を伴わないものの、鼻水や咳などの状態が長く続くことで最終的に疲れてしまいます。このような表現をする時に”eventually”を使っています。

“eventually”は、ネイティブスピーカーとの会話の中で、とても頻繁に使われます。しかし、日本人はどちらかと言えば、”finally”を使うことが多く、”eventually”の使い方を一度マスターしてしまうと、とても便利な言葉です。次に”finally”を使った例文を見てみましょう。

“finally”を使った例文

“She went to her room for her homework, but she gets so many excuse to come out from her room. She went to washroom, she went to drink some water, and then finally she had finished her work. It took 3 hours!”

「彼女は宿題をするために部屋に入ったのですが、部屋から出て来る言い訳ばかりです。まずはトイレに行き、水を飲み、そして、ようやく宿題を終えました。3時間もかかったんですよ」

この英文から分かることは、彼女なりに宿題を努力していて、3時間後に「ようやく」「やっと」終わりました。”eventually”は、このような努力を伴わない時でも使います。

eventually → じわじわと出来事が進んで、最終的にはこうなる
finally → 努力などの結果、ようやく出来事が完了する

このように覚えておくと分かりやすいでしょう。

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