起業準備として、語学とアジアの空気を体感しに留学を経験した方のセブ・MBAでの体験談

海外での起業も視野に英語にチャレンジしてみたい！という人も多いのでは？ここでは、起業の準備としてフィリピンに語学留学を行った小林和也さん(34)に、留学体験談を聞いてみました！

―― フィリピン留学の経緯は？

起業することを決めて会社を退職したのが今から1年前で、その2ヶ月後にはフィリピンに飛んでいましたね。ビジネスをする分野は決まっていて、そのスキルに対しても10年以上の社会人経験で身に付けていたので、起業そのものに対しては不安というよりは期待や楽しみの方が大きかったです。ただ、このまま都内で起業して良いものだろうか、という悩みは常に持っていましたね。

経済発展が見込めるアジアで勝負したい

高い水準で安定はしているものの、爆発的な成長を期待することは難しい日本経済の中で勝負をするよりも、無視することはできないほど経済的な成長を遂げているアジアで勝負をしたいという願望が何となくありました。そうなると、やはり英語力は必要になりますよね。

日本の英会話スクールで失敗

―― 日本で英会話スクールは検討しなかったんですか？

当時は高校卒業レベルの英語力だったので、最初は都内の英会話スクールに通ってみました。しかし、週に1～2回の通学では、なかなか上達せず、もっと授業数を増やそうとすると今度は経済的に厳しくなります。日本の英会話スクールは金額がやたら高いですからね…。それなら思い切って、英語の環境に身を置いてみよう！と思って、フィリピンへの留学を決意しました。毎日ぎっちりと英語漬けになっても、金額的には日本の英会話スクールより安いので、あらゆる面で正解だったと思います。

アジア経済を学べるように授業をアレンジ

―― 語学学校はどういう基準で選んだのですか？

フィリピンでの留学先を決める時は、いろいろと悩みました。寮が良いのかコンドミニアムの方が良いのか…、韓国系が良いか日本系が良いか…。最終的な決め手となったのは、レッスンのアレンジが可能な点でした。
多くの学校で、授業時間の大枠は決まっており、自分だけのアレンジは難しかったのですが、私が留学先として選んだ学校は、とにかく私の希望を最優先に考えてくれ、授業時間も他の生徒より毎日1時間少なく設定してもらいました。

個別のニーズに対応してくれる学校を選ぶ

―― 授業で工夫したことはありますか？

英語だけではなく、フィリピン国内の経済事情や街の状況を自分の目で確かめながら、フィリピンにある日本企業などを訪問してみたかったので、語学勉強以外の時間も確保したく、お願いをしてみました。このような希望は、問い合わせをしてみないと分からないことなので、気になった学校を見つけたら、しっかりと相談することは大切だと実感しましたね。全員一律での授業が多い学校もあると聞いているので。

ビジネスの知識にはやや不満

―― 満足度は？

私よりも若い20代の先生が多いので、アジア経済の話題や国際問題の話題になると、ビジネス経験の浅さから、体験談やアドバイスなどに乏しい点は感じられましたが、講師の皆さんはとても熱心で積極的にコミュニケーションを図ってくれます。

フィリピンのセブを訪れたのは初めてでしたが、一番驚いたのは車の運転が荒いことでしょうか。交通ルールが、あってないようなものなので（笑）日本からの留学生は道路の横断には気をつけて欲しいですね。

―― 確かにフィリピン人の持ち前の優しさも運転の時だけは感じられないですよね（笑） 有難うございました！

私よりも若い20代の先生が多いので、アジア経済の話題や国際問題の話題になると、ビジネス経験の浅さから、体験談やアドバイスなどに乏しい点は感じられましたが、講師の皆さんはとても熱心で積極的にコミュニケーションを図ってくれます。

フィリピンのセブを訪れたのは初めてでしたが、一番驚いたのは車の運転が荒いことでしょうか。交通ルールが、あってないようなものなので（笑）日本からの留学生は道路の横断には気をつけて欲しいですね。

それでは、実際に仕事で英語を活用している英語上級者にとってフィリピン留学は満足できるものなのでしょうか。フィリピン人のなまりは？環境は？英語上級者の体験談は次のページをご覧ください！